日々の実話

リアル体験談

動物病院とは〜愛猫火葬台へ

愛猫を火葬台に寝かす


保護猫で我が家に来た時から使用してた今はボロボロのタオル‥‥


このバスタオル好きだったね


花屋さんで1輪の花を3つ頼んでおいた


1人1人思いを込めて愛猫に捧げる

こうして書いてる時も涙が込み上げる


ありがとう 顔に頬をくっつけ大好きだよ

お別れのキスをした


イヤだ  イヤだ  イヤだ  

涙が止まらない


何度も声を出そうと何度もその火葬台を止めようと

私の手は震える


この子を痛みから開放してあげなくては‥‥

心の中は止めたい でも‥‥



ペット葬儀の人はゆっくりと火葬台を押し愛猫は

旅立ちの時へ


「お焼香を」

家族でお焼香、私の番になった時

「それではお焼香して頂いてる間に点火致します」


えっっっっっっ

心臓は高鳴り嘘でしょ

待って、待って、まって、


声がでない


【点火】


熱くないかな

大丈夫かな

愛猫の名前を心の中で叫び


ペット葬儀の方から

火葬時間を説明される


ボー然と立ちすくす

私は息子と庭の椅子に座り込み

この現状をまだ受け入れないでいる


その時‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。


穏やかな晴天の日

突然風が吹きはじめ


火葬の煙が😳😳😳😳😳😳😳😳😳

動物病院とは〜火葬車自宅に到着

「火葬車の準備はできてるのでいつでもいいって」



イヤだーーーーーーーーっ

愛猫を抱きしめる


でも でも体辛いよね

早く病気の体からでたいよね


愛猫を抱きしめ外へ


火葬車の火葬台が目に入った


現実を突きつけられる

本当にここに寝かせてしまったら‥

愛猫を抱きしめる手に力が入る


喪服姿のペット葬儀の方

家族が火葬台の前で待ってる


もう一度家族で

本当に最後  愛猫の体を各々抱きしめ

息子が火葬台へと向かう


「待って」

私は叫んだ


息子に抱きかかえられている愛猫を再び

自分の腕の中に抱き寄せ


ありがとう ありがとう

ごめんね早く気づいてあげられなくて

ごめんね

愛してるよ 大好きだよ 

本当にごめんね


だめだ

もう覚悟を決めなくては‥‥


振り向けば火葬台

一歩一歩あゆみ 


そっと寝かす

涙が止まらない

動物病院とは〜火葬当日

火葬当日〜


火葬車が自宅に来るまであと数時間‥

花を準備 虹の橋へ持って行くもの

愛猫が淋しくないように‥


猫は9回転生を繰り返すと聞いた

愛猫が果たして何度目の輪廻転生なのかわからない

繰り返してきた転生の感謝と残りの転生を美しく羽ばたけるよう願いを込めて


9羽のツルを折る💐💐💐💐💐💐💐💐💐


家族でいつも使用しているヘアオイルを少量体につけ  男前だから身だしなみ整えてこれで虹の橋で出会ったお友達にもモテモテだぞ


それから

再びこの家に戻ることができたら

この香りでお母さんだと気づいてね


それから

お母さんが君だとわかる

目印をつけて戻ってくるんだよ


それから‥‥‥爪も切って

それから‥‥‥

とめどなく溢れる涙


火葬車が来るまであと30分

体を冷やしていた保冷剤をはずす


冷たかったね


愛猫を腕に抱き

各部屋をまわる

この部屋でよく隠れてたね

この窓からいつも外を眺めてたね

ここで抱っこしながら空を飛ぶ鳥をじっとみてたね


この家にいた事を忘れないでね


火葬車到着まであと5分ぐらいかな‥

仕事の合間に帰宅してくれた家族

全員揃い 

各々愛猫を抱きしめる


目を閉じて笑っているようにもみえる

最後に愛猫が1番好きな場所

そこからいつも家族の帰りを待ち 

外を眺めていた場所にそっと寝かす


みえる?


時刻は13時


イヤだ やっぱりイヤだ 愛猫を離したくない

私は愛猫を強く強く抱きしめた


ついに火葬車は到着してしまった