日々の実話

リアル体験談

亡き友人の死の知らせ

今日自宅に帰り獣臭がし

  ん?

亡き愛猫の49日が近いからだろう

その時ふと思いだした


こんなことを言って信じるのか信じないのか

人それぞれだ


だが私は身近な人が亡くなる知らせ

そう、異臭、おかしな出来事を体験する

亡き愛猫の時も今思えばそうだったのだ


リビングに入ると異臭

なんか変な匂い

6年も前のことだ


その友人は私より年上

元気で人柄もよく面倒見のよい人だった

酒好きでビール1ケースを開けてしまうほどのビール好き

タバコ好き

波乗りが大好き

悪口は言わない

「いいか?愛猫ちゃん、それはな」

といつも私を励ましてくれ寄り添ってくれた

私はその友人が亡くなる数日前

おつまみの缶を届けようと思っていた

でもまたいつでも会えるし今度でいっか!

なーーんて思っていたのである


それから数日後仕事から自宅に帰った時

リビングに入ったらなんか臭う

何だろ?

何か変な匂いだな?

この時は異変なんて気づかない

度重なる異臭かするたびに亡くなるなんて

まぁいっか😅

そんなこんなでご飯の支度をしてた矢先

電話がなる


知人からだ

「もしもし、愛猫ちゃん◯◯さんのこと聞いた?

俺も今聞いて愛猫ちゃん知ってるかなって思って」



「えっ・・・?なに?」


知人は言った

「◯◯さん亡くなったって。それでどういう状況か知りたくて」



私は

「本当に?嘘でしょ?本当?」


知人は

「いや、嘘じゃない」


いろいろ話をして私は

もう一人の知人に電話をして繊細を聞くから待っててと伝えた


話によると私の友人は

仕事無断欠勤(今まで1度もない)その日の夕方連絡が取れないことを不審に思い友人が家に行く


不審に思い警察に連絡

玄関が空いてたのか閉まっていたのか記憶にないが

家に入ると

友人は目を開けて横に倒れていたらしい

傍らに飼っていたワンちゃんが2匹


友人の仲間達が集まる

私も知人に連絡し友人の自宅に行く


友人は前日の夜脳梗塞?だったか脳の血管がつまり

そのまま逝ってしまったと聞いた

うる覚えで病名が定かではない

聞いた話によればかなり苦しんだのではないか?

目は見開いていたとのこと


友人はワンちゃん2匹と暮らしていた


辛い出来事だった

信じられない

最後に会ったのはいつ?

何であの時おつまみ缶届けなかったのか


ありがとうも言えず


友人は離別して家族が身近にいない

葬儀、火葬、供養を友人の仲間達で執り行い

今は近くの供養塔にて眠っている


葬儀、火葬が終わり49日までの法要も欠かさず

それから数日が経ったある日のこと


リビングに入るとタバコの匂い

嗅いだことのある、そうマルボロだ

友人が吸っていたタバコの匂い


私は直感で

「あっこの匂い」すぐに分かった


亡くなって生前の友に挨拶まわりで私のとこにもきてくれたんだと


しばらく経ってから聞いた話

友人は毎朝起きた時

「あぁ今日も生きてる 

良かった ありがとう 毎朝そう思うんだ」

彼はそう語っていたそうだ




私の大切な友人

私も今

朝目覚めると

 

生きてる


同じように思う


当たり前の朝が

当たり前にくるのか


もうすぐ今日が終わる

やり残したことはないかい?

親友と語りあったかい?

燃えるような恋をしたかい?


一生忘れないような出来事に出会えたかい?

かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい


「オワリはじまり」

かりゆし58


そんな歌を口ずさんでいた