日々の実話

リアル体験談

幼き頃の記憶〜亡き義理の父の幽霊

お腹すいたな〜

作る気力もなく(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)




最近昔のことをよく思い出す

印象に残っていることがあるのだ

誰にも話さなかったあの時の出来事を話そう


私がまだ小学生の頃の話


私は幼き頃に両親が離婚 

義理の父親と母と3人で暮らしていた

当時は貧しかったが楽しい日々を送っていた


そう、あれは小学生、おそらく低学年の頃だ

晩御飯を食べ終わり「8時だよ全員集合」

面白かったなぁ(笑)

21時には就寝だ


「早く歯磨きして寝なさい」


私は歯磨きをして床につく

私の部屋は1階だ

部屋のベッドの足元の方が窓になっていた

家の周りは砂利だった

(そういえば今も砂利だなwww)


夜中にふと目が覚める

外から砂利を歩く音が聞こえる

私はその時

「あぁ誰か歩いてるんだな」

そう思ったことを今も覚えている

今思えば深夜に怖いわ😅


窓側に目をやると人影がみえる

1人ではない

何人も行列で人が歩いてるのだ


あれっ体が動かない

その時 怖いと感じたのだ


声も出ない

お母さん・・・叫ぶが声が出せない


ハッ目が覚めた

朝だ


何だったんだろう


母に尋ねた

「昨日の夜中たくさん人歩いてなかった?」


母は言った

「何言ってんの、夢でもみたんでしょ。早く支度しないと遅刻するよ」


私もまだ子供だ

そんなことはすぐに忘れてしまった


時々同じようなことが数回あった記憶があるが

その時どうしたのか・・・・。


それから数年後

義理の父が病気で入退院を繰り返していた

とても優しくいつも私を可愛がってくれた


そんな父が亡くなったのだ

私は小学5.6年だったと思う


家に義理の父の遺影があったのは覚えているがそこまでの経緯が完全に記憶からなくなっている


ただ覚えている事が1つあるのだ

父が亡くなってそれから深夜になると連日起こる不思議な出来事


夜ベッドに入り眠りにつく

時間は分からない

目を閉じているが隣の部屋から声が聞こえる


「愛猫ちゃん 愛猫ちゃん どこかな?」

ちなみに愛猫ちゃんとは私のことだ


なんか私のこと探してる?

しかし眠たいし目が開かない


その声は隣の部屋から私の部屋へ近づいてきた

その時不思議と怖いという感覚がなかったのを今も覚えている


その声は私のベッドの横まで来た

眠たさの中うっすら目を開ける

そこには黒っぽい影

部屋は真っ暗だが何となく人が立っているようにみえた


「愛猫ちゃん 愛猫ちゃん ここかな」


私はお父さん?

深い眠りに入ってしまった


目が覚めた時には既に朝だ


それから何日続いたのだろう

1日だけではなかった

毎晩毎晩

私の名を呼びその声が近づいてきて

私の枕元に立つと

「愛猫ちゃん 愛猫ちゃん ココかな」


そしてまた朝を迎える


いつの日からか

パッタリと現れなくなったその声の主は

父だったのだろうか


深夜 窓の外をたくさんの人が歩く出来事も

パッタリとなくなった


時は過ぎ

私は中学3年生

ここでまたも不思議な体験をすることとなる